始めましたこんにちは。くるしまです。
去年にはてなブログを開設してそのままになっていたが、
友人にブログ始めようぜと言われ背中を押された。
いつぶりだろうか、
中学時代は携帯を持ち始めてから、よくアメブロを書いていた。
その前に小学生の時はパソコンでYahooブログをやっていたのも覚えている。
当時ピアノを習っていて、「はあ~のうた」 という不協和音で構成された、宿題や家に帰ることへの憂鬱さを歌詞にした曲を作ったり、寺尾聰の「ルビーの指輪」をずっと歌っているような何ともイタい中年おばさんのようなガキだったので、ブログの内容も庭に咲いたひまわりの写真をアップしたり、やりもしない歯の矯正について書いていた記憶がある。
やろうと思ったことはすぐ始めたい派なのだが、いつも始めてすぐに戸惑ってしまう。ど田舎に生まれたので初めてのことに関して、高い壁を自ら作ってしまうのが癖になっているのかもしれない。
初めてのマクドナルド、初めての電話、初めてのスタバ、子供だけでの遠出、初東京など様々なデビューは、今も鮮明に覚えている。
例えば、初めての東京。
高校二年生になる春休み、六本木の新美術館で行われた「五美大展」と、森美術館で行われたファンだった小谷元彦氏の「幽体の知覚」を見に行くために、高松から高速バスに乗り友人と二人で初上京した。
高松駅に友人と集合した時点で不安と緊張が押し寄せ、1、迷ったら人に聞く、2、変な人に絡まれないように頑張る ことを念頭に置いて乗車し、バスは新宿に到着した。新宿駅は、見たこともない人の多さと出入り口の多さ、路線のややこしさに焦りや不安のメーターは越え、その場で脳みそも身体も一時停止した。
すでに疲労困憊の二人だったが何とか六本木に到着し、トイレを探し求めた結果、六本木ヒルズに入ってしまった。
綺麗で高貴な人たちがペラペラと外国語を喋りながら電話をしたり資料を広げているヒルズ内の光景に、芋高校生二人は完全に浮きまくっていた。
ビル内のトイレも大理石みたいなものでできており、鏡も窓もピカピカで、感動して記念に写メを撮った。タオル生地のハンカチを出すことさえも恥ずかしかった。
用を足した後、おしゃれでモダンなお店があったのでそこで飲み物を買って出てきたら、なんとセブンイレブンだった。(当時四国にセブンイレブンはない)
デビューとは真逆の出来事ですが、恋人に別れを告げた車内にて、彼が選曲した小沢健二や奇妙礼太郎、星野源、くるりなどの曲が流れた。
別れは出会いを呼ぶのか、それをきっかけに、なんだかギターを始めようと思って、実家に眠っていた姉のアコースティックギターが昨日届いた。
ダンボールを開け、弦が緩んだギターに向かい初チューニングしていたら、一本弦を切ってしまった。
弦の替えも入っていたので交換しようと思ったら、替える予定の弦だけが無い。
今日にでも足を伸ばして御茶ノ水あたりの楽器屋に買いに行こうか、、と思っている。
もうすでにギターって簡単に弾けるものじゃないなと弱り始めている私を許して欲しい。
来週から暫く熱海と東京を行き来する生活が始まるので、重いギターは持って行きたくないし、軽いトラベルギターかミニギターが欲しい、なんて思っている。
まだなんのコードも弾けてないのに。